猫関連

猫には9つの命があるといわれる理由

猫の命が9つある理由
ナミネ
ナミネ
こんにちは、ナミネです
ちびたくん
ちびたくん
ちびただよ~

 

あなたは小さい頃。絵本の「100万回生きたネコ」を読んだことがありますか?
最後はとても悲しいのに素敵なおわりを迎えるネコのお話。

私はこの話を見たとき幼心に「うちの猫も100万回生きてるのかな?」とおばあちゃんに聞いたことがあります。
もちろん答えは「そんなに生きてないよ」でしたが(笑)

大人になるにつれて「猫は生まれ変わらない」ということを理解して生きてきた…つもりでした。
しかし、ちびたが天国へ行ってしまったあのとき私は

ちびたが生き返る方法

を涙ながら調べていました。
やっぱり、大好きなわが子にはもう一度会いたいんです。

そんなとき、伊勢神宮でちょうど猫の個展が開かれているところに訪れました。
猫の似顔絵を描いている方のイラストにちびたそっくりのイラストが飾ってあったんです。

そのイラストを描いた方が、私を見て
猫はね、9つの命があるのよ。大丈夫、きっとまた会えるから
と言ってくださいました。

突然いわれたこの言葉にあのときの私は救われました。
きっと目に見えて猫をなくしたことに気がついたのでしょうね(笑)

さて、前置きが長くなってしまいましたが、なぜこの方は「猫は9つの命がある」と知っていたのでしょうか?
何かそういった文献があるのか?

実際調べた結果、ありました。
古来より猫には9つ命があるといわれていました。

今回はそんな猫のお話をまとめていきます。

ことわざ「猫に九生有り」

猫関連のことわざに猫に九生有りという言葉があります。
このことわざ、猫にはたくさんの命があり9回生まれ変わることができるという迷信からできた言葉なんです!
猫は執念深くなかなか死なないといわれ、猫は何度でも生き返ると思われています。

そしてとても面白いことに、このことわざはアメリカのことわざから来ています。
日本独自のことわざではありません。本来は
A cat has nine lives. です。

調べてみると、西洋のことわざには「猫」が入っているものが多くみられます。
それらの迷信から日本でも「猫に九生有り」としてことわざが誕生したんだとか。

ちびたくん
ちびたくん
言うは易し行うは難しも、英語だと猫がいるんだよ!
ナミネ
ナミネ
豆知識だけど、イソップ物語からきてるみたい。 

ことわざが発祥した由来

日本にも迷信としてことわざができるくらいのお話。
日本の迷信ができたのは、いったいどこの国からなのか?も調べてみたところ、どうやら諸説あるみたいです。

そんな諸説ある9つの命の由来。
私が有力だと思った2つをご紹介します!

発祥はイギリスの小説以前から

イギリスの小説家ウィリアム・ボールドウィンが書いた「Beware the Cat」という小説の一説に
「a witch may take on her a cats body nine times」という一説があります。

日本語訳だと「魔女が猫の身体を9回奪うかもしれない」になります。直訳ですが。
つまり、魔女は猫の命を9回使用することを許されているということです

西洋では昔「魔女が存在している」とされていただけあって、魔女関連で猫が登場することが多いです。
使い魔として黒猫やカラスが使われていたといわれているくらいですから、こういった逸話やお話が多いのも納得です。

シェイクスピア「ロミオとジュリエット」

シェイクスピアのロミオとジュリエットは有名ですよね。観たことある方も多いのではないでしょうか?
その戯曲の一説に「猫王どの、九つあるというおぬしの命がたった一つだけ所望したいが」というものがあり、ここから猫の命が9つあるということを指しているという説です。

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猫の命が9つあるといわれる伝説

黒猫

猫のことわざとはほかに、猫が9つあるといわれているのにはある伝説が関係しています。
アメリカや西洋で謳われている話は、この伝説が関係しているという説も。

魔女と同じく9つの命とされていた

猫は魔女の使い魔であることから魔女と同じ数の命を持っていたといわれています。
しかし、調べたところその由来は分かりませんでした…。

しかし、トーマス・フラーという17世紀、イギリスの神学者は

猫は九つの命を持ち、女は九匹の猫の命を持つ。

と名言を残しています。
これが一体どういう意味で残された言葉なのか?

もしかすると、魔女に関係あるかも…と私は推測しました(笑)

古代エジプトで「9」は三位一体をあらわす

一番有力な説に、猫を崇拝していた古代エジプトが「9」という数字を神聖なものとして扱っていたからというものがあります。

なぜ9なのか、それは三位一体の神が3組揃ったときできあがる数字だから。
エジプトには九柱神というものがあり(エネアドともいうそうです。)第5王朝の時代から崇められていたそうです。

エジプト九柱神
  • アトゥム(天地創造の神)
  • ゲプ(大地の神)
  • ヌト(天空の神)
  • テフネト(湿気の神)
  • シュウ(大気の神)
  • ネフティス(夜の神)
  • セト(砂漠と異邦の神)
  • イシス(豊穣の神)
  • オシリス(生産の神)

セトの神様はアニメやゲームでもその名を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
そんな九柱神について記された書物には「オシリスとイシスの娘がバステトである」という記述があります。

このバステトこそ、猫の姿をした女神様。
エジプトでは猫崇拝の中心的存在でした。

九柱神であるオシリスとイシスの娘。つまり、「9」に接点が生まれたといことです。
バステトが猫の神なのであれば、猫も「9」と接点が生まれたということでもあるんです。

数千年にも及ぶ猫と「9」の伝説において切っても切れない縁で結ばれたのだと推測できます。

命が9つあるといわれるに至った猫の特徴

外にいる猫

猫が命が9つあるといわれる特徴として、「人間では考えられない行動をすること」が関係しているといわれています。
昔の人にとっては9つ命がないと耐えられないと考えられていました。

そんな代表ともいえる猫の特徴も簡単に紹介していきます。

特徴①優れた着地能力

猫の生まれながら持っている能力、着地能力が「9つの命」という表現になったのではないか?といわれています。

姿勢反射

猫には「姿勢反射」という反射があります。
高さ約60cmさえあればどんな体制から落下しても必ず着地することができます。

猫の動画なんかで上から落ちてもくるん、と身を翻して着地しますよね。アレのことです。

高所からの着地

猫は本来木の上などの高い場所から落ちても大丈夫なんです。
体重が軽く、着地したときの衝撃が少ないことなどが関係しています。

よく木から降りられない猫を公園でみかけるのですが、実はちゃんと降りられるようです(笑)

前足から着地

猫はかなり高いところから降りるときでも前足を使って着地します。
人間に置き換えると、高さ2mの場所から飛んでさらに両手で逆立ちしながら着地することになります。

人間には到底できることじゃありませんよね(笑)

特徴②高い生命力と回復力

猫は生命力や回復力がとても高いといわれています。
私たちからすると助からないケガでも、猫は簡単に回復できちゃったりするわけです。

たとえば、アメリカのフロリダ州で交通事故にあい、そのまま虹のふもとまで行ってしまったかと思われた猫が5日後に自力で生還したそうです。
猫の回復力って本当にバカにならないです。

特徴③猫の”どろん”習慣

外に遊びに行ける飼い猫ならあるかと思うのですが、猫は遠くに遊びにいってしまいます。
古代エジプト・中世ヨーロッパは猫を基本的に放し飼いだったそうです。

ふらっと遊びに行って2~3日後に帰ってくる…そんな猫のどろん習慣。
出くわしてしまった飼い主さんは「あれ?おかしいな」と焦って探しに行きますよね。しかし猫はなんのその。普通に帰ってきます(笑)

こういったできごとが何度も繰り返されると「猫は何度もよみがえる」という印象に変わり、いつしか「猫には9つの命がある」といわれるようになったのではないでしょうか?

特徴④魔女の使い魔

黒猫は「魔女の使い魔」として有名ですよね。いろんな本やテレビでも紹介されます。
猫が魔女の使い魔といわれるのには理由があり、それは

  • 人に従わず自由気ままな性格
  • 夜目が効く(しかも光る)
  • 夜行性

といった理由で、昔は「こわい存在」として人々に不幸をもたらすとされてきました。
黒猫が道を横切ったら悪いことが起きるといわれていたのが代表的な例です。

魔女は9つの命がある=猫にも9つ命があるといわれたのはこのためなのかもしれません。

まとめ

猫に9つの命があるといわれているのは、古代エジプトから今までずっと伝えられている逸話です。

もちろんただの逸話かもしれません。

しかし私は、あのときのイラスト描きの方の言葉を忘れないでしょう。
またちびたや皆に会えることを夢見て、「猫の命が9つあること」を信じていきます。

このお方、「9つの命が尽きても、虹のふもとであなたが来るのを待っているから」と激励してくださって…あのときの私は本当に救われました。

今でもちびたのことは恋しくてたまりませんが、また会えることを信じて疑っていません。

では今日はここまでです。

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